さよなら!Recofan渋谷
なくならないで!
今年6月に走った衝撃。RECOfan渋谷Beams店の閉店の報だ。
大切なおしらせです。当店RECOfan渋谷BEAM店。
— RECOfan渋谷BEAM店(公式) (@recofan_used) June 13, 2020
閉店セールのスタートとなります。
今後各種セールなど企画しております。
皆様のご来店を日々お待ちしております。
宜しくお願い致します。#recofan #渋谷レコファン #26年間ありがとう pic.twitter.com/lRuAMRmBGg
そう、あのレコファンだ。期間限定セールを年中やっているあのレコファンだ。
五枚買うと1000円くらい安くなるクーポンをたまに配っていたあのレコファンだ。
閉店セールも年中やってもらって延々と続けてほしいところである。
皆さんもそうだろうが、渋谷のレコファンにはかなり思い出があり、
高校時代にも東京に行ったら必ず行ってそこで買い物をしていたし、
ここ最近もよくレコードやよくわからんCDを探しに来ていた。
いや~~~、にしてもこの閉店は痛い。
レコファン→HMV→ルノアール→タワレコ→えちごやミュージック
の順に回ることで渋谷散策ロイヤルストレートフラッシュが完成するのは周知の事実だが、
このうちの一番大事なカード・レコファンが無くなるともう渋谷に行く気が起きない。
もう我々にはHMV→タワレコ→白山眼鏡店の渋谷小三元しか残っていないのか・・・
コロナヴァイラス許すまじ。
猶予はもう一か月ほどらしい。みんな急げ!
本日は英米ほか、ロックなギタリストアルバムが多数です!入れ替え前と後🤘閉店まで31日🥲本日もご来店お待ちしております🌹#recofan #渋谷レコファン #SHIBUYALASTSTANDING #閉店まで31日 #まだまだ新入荷商品あります pic.twitter.com/QI2RY6G08R
— RECOfan渋谷BEAM店(公式) (@recofan_used) September 11, 2020
今回はレコファン渋谷哀悼編・ここで買った思い出に残っているアルバム特集です。
Prego!'99 Camp-Master
トラットリアのコンピ。
これは本当に内容が良く、万人に勧めたいアルバムで今も先輩に貸している。
これと僕との邂逅はレコファンの新着邦楽CD棚。
行った人しか分からないと思うが、あの棚は手前にCDをパタパタしやすくなっていて
行くたびに家に一つ欲しいと思っていた代物だ。*1
当時渋谷系をリサーチしていた僕がその棚をパタパタパタパタしていると
コレを発見し、citrusやNova Musichaなんかと一緒にレジに持っていたんだと思う。
内容としてはFantasma~Pointの間にかけての渋谷系作品集。
渋谷系最初期並の激動の時代だったはずだ。
内容もポップスからオルタナ、前衛風の曲まで様々。
ギターポップから始まった渋谷系がここまで多様化したんだという感慨と
それでもなおこのコンピ内で統一された空気感があり、
それが「渋谷系」の共通項なんだなあと思える一枚。
ID/Equipe84
地方にはプログレなどというマイナーなジャンルのCDは中古屋には滅多に置いておらず、
ましてイタリアのものなんか新品でさえ売ってない有様。
...のはずなのだがその手のマニアがうっぱらったのか、
何故かbookoffにイタリアンロックが数枚転がっており
そこからイタリアのプログレは良い!ということを知った。
しかしそこで売っているのも限られた僅かなもので
他を買うには割高なインターネットショッピングくらいしか手立てがなかった。
で、東京旅行中に発見したのがコレ。
まだプログレがイタリアで成立する前のアルバムで内容的にはサイケに近いのだが、
その後のバンドとの関係性でプログレ枠に収まっている人たちである。
これはもうね、当時どこにも売ってないものの一つであったから
見つけたときは下手な怪談話よりビックリした。
Free/Free
僕は大抵ジャンルとかレーベルとか見て買っているが、
たまには完全なるジャケ買いも良いものである。
このハードル走する星座みたいなジャケットがカッコよいので
気になって買ってみたのである。
このフリーというバンドはイギリスでは伝説的なバンドで
ハードロック好きには超がつくほど有名らしいが、僕はその界隈ではないので知らない。
やはり有名なだけあってかなり良い内容でとても好き。
ちなみに後期には日本人がいたらしい。ダモ鈴木みたい。
さあ、皆も足しげく通ったであろうレコファンもあと一か月足らずで店じまい。
閉まる前に一回行っておかなくちゃね。
他にもライブハウスなんかもバタバタ閉店していると聞く。
一度も行ったことないのに!と行ったことない完全なる部外者ながら悲しくなる。
いずれ平和になったら復活してほしいものである。